本とは出会うべくして出会うもの。
タイトルというよりはサブタイトルの
力を抜いて生きてみる
この言葉に惹かれました。
この本の中に、正義感と使命感について書かれた所がありました。
私にとっては非常に衝撃的で大切なことが書いてありましたので紹介します。
正義感と使命感があって、自分の考えが正しいと思っている人のところで憎しみと争いが起きるのです。
正義感と使命感をたくさん持っている人間ほど、人を恨み、憎み、争いと戦いの心を持つ。
それは、正義なのでしょうか?
危ないのではないでしょうか?
人間は、ろくなものではないとわかっている人は、他人を糾弾しないし、憎んだり恨んだりしない。
お釈迦さまはそれをわかっていたようです。
人間は、ぐじゃぐじゃでどうしようもないものである。
人間は、ぐじゃぐじゃでどろどろでろくでもない、と認識することが本当に悟りに近いようです。
私は公明正大に生きていると言う人ほど、実は悟りからはほど遠いのかもしれません。
それは、人が許せないので、戦いますと憎しみと怒りになってしまうからです。
本当に胸にしみました。