ソフトテニスを通して大切なことを思い出した人間の日記

別に日本一なれるなんて思っていません。
自分が本気になり、求めさえすれば、
いつだって、何歳になっても最高の瞬間を味わうことが出来るし、
最高の生き甲斐、幸せや充実を感じることが出来る。
例え日本一になっても、この心が分からなければ意味がない!

ソフトテニスを応援する中での感じたことや想いを綴って行きます。(過去に書き留めていたことも投稿します。)
娘たちやその仲間たちへの想いが主になります。
個人的主観を丸出しで行きますので、よろしくお願いします。

私のガット張りに対する考え方(あくまで個人的見解)

先ずは私がガットを張ってみようと思ったきっかけから。
私はソフトテニスのド素人ですから、子供たちに指導することや練習相手になることが
出来ませんでした。ルールも全く分からない状態でした。
カメラが好きでしたので写真撮影をしたり動画を撮ったりして応援するしかなかったのです。
娘の中学時代の恩師が生徒たちのガットを張っているのを知っていました。
軽い気持ちで先生に私でもガットを張れますかね?と聞きました。
先生は軽く、出来ますよ~と答えてくれました。
それを聞いた私はプレーは出来ないけどガット張りなら出来ると安易に考えたのでした。
そこからストリングマシンを選定して購入に至るまでは大変でもあり楽しい時間でした。
ストリングマシンの構造を理解し張り方を覚えるにはたくさんの失敗をしました。
ガットを何本も無駄にしましたし、ラケットも壊してしまいました。
ガット張りをマスターすれば娘たちから一目置かれるという憧れのために努力をしていたのかも知れません。
娘たちの最高のサポーターになりたい!それが一番の理由でしょうか?
このようなきっかけからガットを張り始めたのでした。


さて私が考える一番のガット張りの理想は、
錦織圭のガット張りをしているようなプロのストリンガーに張ってもらうこと。
これがとにかく一番理想だと思います。
もしそれが叶わないのなら・・・
自分のプレーを見たことがある人にいつも同じストリングマシンで張ってもらうこと。
ストリングマシンには様々な方式、グレードがあります。
張り方にも様々あります。(ゴーセンの1本張り、ヨネックス張り、2本張りなど)
ノットの結び方もたくさんの人がたくさんの理論を展開しています。
どのやり方が良いのかを自分で決めることが大切です。決めるための判断材料がないのなら、張り人とストリングマシンを一定させることが大切だと思います。
それが無いままにテンションやガットの種類を語っても意味の無いことだと感じています。
同じ張り人が同じストリングマシンで同じように張った場合に初めてテンションの比較が出来るのです。ガットの種類比較も、この条件があってこそのものであります。
比較するためには全く同じラケット(重さ、バランス、グリップ形状、太さ)を2本用意して同じ時期に違うテンションで張り上げたり、違うガットを張り上げたりすることが
理想です。(現実的でないことは分かっています。)
張り上げてからどんどん、テンションが下がっていくことも事実です。
張り上げてから、練習量に関わらず二~三週間が限度、最低でも一ヶ月に一回は張り替えをするべきだと思います。(トコトンこだわるのなら・・・)
車やバイクを運転する方なら分かると思うのですが、タイヤを新品に交換後、全く乗り味が変わってしまうものです。
新品のタイヤの乗り味こそ本来のタイヤの性能を表したものですが、磨り減って行くタイヤに合わせて人間の感覚が適応してしまうのです。
人間の適応力の高さを示した実例であることは間違いないですが緩み、傷んだガットの感触が手首に伝わり感覚として残ってしまうのは良くありません。
張り替え後に硬いと感じたり違和感を覚えるのは、このせいかも知れません。
その昔、私がオートバイのレースをやっていた頃の話ですが前後のタイヤを交換すると約5万円でした。そのタイヤを使えるのが時間にして2時間半、しかもレースの予選、決勝に使えるのは1時間位でした。
いわゆるタイヤの美味しいところというのは新品からとても短い時間しかないと言うことなのです。お金がないと言う理由で磨り減ったタイヤで練習してるのを、レースに対する姿勢がなっていないとよく先輩に怒られたものです。
それはガットも同じことです。
同じようにラケットやシューズにもこだわりが必要なのは言うまでもありません。
物事に取り組む姿勢、道具に対するこだわりが上達の度合いを決め、結果すらも左右しかねないと思います。
単なる勝敗よりも、このようなことを学ぶことが大切だと思います。
温度や湿気によってもガットは変化してしまうようです。冬場はガットが硬くなり、夏場は緩む傾向にあるようです。春や秋の季節のテンションが基準となり冬場は2ポンドほど緩め、夏場は2ポンドほど硬くする傾向です。
メイン(縦糸)とクロス(横糸)の役割も違います。時にはメインとクロスのテンションを変えたり、ガットの種類を変えたりいわゆるハイブリットに対応するために私は2本張りを採用しています。
ラケットを変形させず、ガットを傷めないように1本1本正確にテンションを掛け緩まないように結ぶ。
高いガットでたまに張りかえるのではなく安いガットで頻繁に張りかえることです。
選手を育てるガットやラケットがあるようにも思えます。
ジュニアの選手にはゴーセンのハイシープミクロがお勧めです。
値段も安く耐久性もあり、よくも悪くもミクロ、迷ったらミクロと言われています。
ジュニア時代はあまり神経質になっても仕方ない、そんな意見もあります。
私はその意見にも賛成です。子供たちを思い、様々な意見を交換しながら様々なトライをすれば良いと思います。
硬いほうが打ちやすいとか軟らかいほうが打ちやすいとか様々ありますが、
打ちやすいと感じるラケットが結果に結びつくとも限りません。
結果が出るラケットやガットが一番いいと思います。
自分がそのラケットやガットの性能、特性を理解してプレーを展開して行けるような問いかけやサポートをして行きたいと常々思っています。

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